EM1e: vs E-Vino
EM1e: vs E-Vino
この度ホンダから電動スクーターEM1 e: (イーエムワンイー)が発売になりました。
以前からヤマハからE-Vino(イービーノ)が販売されていて、
国内バイクメーカーから販売されている電動バイク(50cc相当)はこの2機種となりました。
電動バイクは中国メーカーなどいろんなメーカーから販売されていますが、
今回は日本のバイクメーカーの2機種に絞って比較してみたいと思います
・デザイン
EM1e:は先進的な外観で、灯火類がLEDなのも未来っぽくて格好いいです。
E Vinoは往年のかわいらしいスクーター「ビーノ」の形をしてますので、女性に馴染みのあるかわいらしいスタイルです。出川哲郎さんも乗られていて親しみがあります。
・車体
ホンダEM1e:の方が一回り大きく、タイヤ径も大きいので、
EM1e: の方が走行安定性が高く、E Vinoの方が小回りが利きます。
重量としてはEM1e:は重いです。ガソリンで走る一般的な50ccスクーターよりも少し重いくらいです。
重量としてはE Vinoは軽いです。ガソリンで走る一般的な50ccスクーターよりも結構軽いです。
・バッテリー
EM1e: も E-Vinoも両方、バッテリーを取り外して屋内で充電する仕組みになっています。
EM1e:のバッテリーは一回の充電で53km※走行できます。簡単に脱着できます。容量が大きい分、非常に重いです(約10kg)
E-Vinoのバッテリーは一回の充電で32km※走行できます。EM1e:より脱着に時間がかかります。容量が少ないですが、スペアバッテリー(69,740円)を買えば、シート下に積めます。
※走行できる距離は、実際には走行する環境によりもっと短くなりますし、数年するとバッテリーの経年劣化により短くなるでしょう
・走り
実際乗ってみましたが、若干EM1e: の方が良く走る気がしますが、大きな差はないと感じました。
輸入車等で見受けられる出だしだけがドーンとなるような違和感もありません。
2機種とも走行時の音はめちゃくちゃ静かです。
・価格
EM1e: 299,200円 (令和5年度 CEV補助金23000円)
E-Vino 314,600円 (令和5年度 CEV補助金31000円)
※CEV補助金以外に各地方自治体で補助金がある場合があります。
・まとめ
男性の方はコスパの良いEM1e:で良いのかなという印象です。
女性の方や年配の方は、車体の重さやバッテリーの重さを実際に体感してから、普段使いできるか確認されてから購入される方が良いと思います。
あとは、お取り扱いがあるバイク屋さんが近くにあるかという点も、大事なポイントです。
やはりエンジンで動く原付よりも取り扱いがあるショップがまだまだ少ないので、
田舎の方とかで近くに買えるところが無ければ、やむなくという事もありそうです。
当店ではEM1e:の試乗車用意しています。
気になる方は体験してみてください。
ホンダEM1 e: | |||
---|---|---|---|
車名・型式 | ホンダ・ZAD-EF16 | ||
全長(mm) | 1,795 | ||
全幅(mm) | 680 | ||
全高(mm) | 1,080 | ||
軸距(mm) | 1,300 | ||
最低地上高(mm)★ | 135 | ||
シート高(mm)★ | 740 | ||
車両重量(kg) | 92 | ||
乗車定員(人) | 1 | ||
最小回転半径(m) | 2.0 | ||
原動機型式 | EF16M | ||
原動機種類 | 交流同期電動機 | ||
定格出力(kW) | 0.58※ | ||
最高出力(kW[PS]/rpm) | 1.7[2.3]/540 | ||
最大トルク(N・m[kgf・m]/rpm) | 90[9.2]/25 | ||
一充電走行距離*(km) 国土交通省届出値 |
53(30 km/h定地走行テスト値)〈1名乗車時〉 | ||
タイヤ | 前 | 90/90-12 44J | |
後 | 100/90-10 56J | ||
ブレーキ形式 | 前 | 油圧式ディスク | |
後 | 機械式リーディング・トレーリング | ||
懸架方式 | 前 | テレスコピック式 | |
後 | スイングアーム式 | ||
フレーム形式 | アンダーボーン | ||
動力用バッテリー | Honda Mobile Power Pack e: (1個) |
ヤマハ E-Vino
認定型式/原動機打刻型式 | ZAD-SY11J/Y809E |
---|---|
全長/全幅/全高 | 1,675mm/660mm/1,005mm |
シート高 | 715mm |
軸間距離 | 1,160mm |
最低地上高 | 95mm |
車両重量(バッテリー装着) | 68kg |
1充電走行距離 | 32km(30km/h 定地走行テスト値〈標準モード〉)※1 |
最小回転半径 | 1.8m |
原動機種類 | 交流同期電動機 |
定格出力 | 0.58kW |
最高出力 | 1.2kW(1.6PS)/3,760r/min |
最大トルク | 7.8N・m(0.80kgf・m)/330r/min |
バッテリー種類/型式 | リチウムイオン電池/ESB6 |
バッテリー電圧/容量 | 50V,12.2Ah(5HR) |
バッテリー充電電源 | 定電流・定電圧充電 |
充電時間 | 約3時間 ※2 |
駆動方式 | ギア |
1次減速比 | 9.400 |
フレーム形式 | バックボーン |
キャスター/トレール | 24°05′/70mm |
タイヤサイズ(前/後) | 90/90-10 41J(チューブレス)/ 90/90-10 41J(チューブレス) |
制動装置形式(前/後) | 機械式リーディング・トレーリング(ドラム)/ 機械式リーディング・トレーリング(ドラム) |
懸架方式(前/後) | テレスコピック/ユニットスイング |
ヘッドランプバルブ種類/ヘッドランプ | ハロゲンバルブ/12V,35/35W×1 |
乗車定員 | 1名 |
電動バイク「EM1e:」デモ車用意しました
新発売の電動バイク「EM1e:」デモ車用意しました
こちらの車両は、気軽に試乗してもらうことも可能ですし、がっつりレンタルしてもらうことも可能です。
近い将来、50cc原付は、ガソリンで走るエンジンの原付が、電動バイクに変わっていくかもしれません。
実際に現物見てもらって、できれば乗ってもらって、どう違うか、良いとこも、もうちょっとなとこも体感してもらえれば幸いです
よろしくお願いいたします。
【試乗とレンタルの違い】
試乗の場合、
うちの近所を5分くらい試乗できます。
予約不要
無料
こかしたら弁償
来店時免許証が必要
ヘルメット無料貸し出し可
レンタルの場合
2時間~数日、好きなだけ乗れます
予約必要(ホンダ―バイクレンタルのアプリで)
有料(¥1500~)
支払はクレジットカードのみ
こかした時の車両保険もオプションで加入できます
来店時免許証が必要
ヘルメット無料貸し出し不可(購入いただくことは可能)
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