V-TWINマグナ 始動不良修理
マグナ250ですが、
3年以上放置されていたそうで、エンジンかからないということで預かりました。
普通の修理だと大抵壊れている場所は一か所なのですが、長期放置の場合は修理箇所がたくさんあることが多いです。
今回もそうでしたが、それが修理に取り掛かる前にわからないことが多いのが厄介です。
お客様にそう言った事情を説明して、多めに予算をいただいて、作業に取り掛かると、
やはり故障個所だらけでした
最初は、セルが回らなかったので、原因追及。
ジャンプアップしても回らないので、いろいろ分解して調べたら、キルスイッチの接触不良でした。
セルは回るようになってもかからないので、キャブのつまりを疑い、キャブ分解。
キャブ分解途中に、コネクティングチューブに大きな亀裂発見。
取り寄せしようとすると、部品がすでに廃盤。
何とか中古で、部品を手に入れて、
詰まりに詰まり切ったキャブ綺麗にしたら、エンジンはかかるものの、ガソリン漏れ発生。
ガソリン漏れの原因はコックでした。コック交換。
ブレーキはききっぱなしでしたので、フロントブレーキオーバーホール。
更にワイヤーやバッテリーやなんやかんや換えてったら、やっぱり結構な金額いっちゃいますよね
結果的には、予算内で収まってお客様には喜んでもらえました。
長期放置車両は事前に見積もりが非常に困難です。是非ご理解とご協力をお願いいたします。
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