バイクのミラーに撥水剤を使う前に|ケミカルによっては曇り・変色し保証対象外になることも

こんにちは、岡島モータークラブです!
先日、ホンダから販売店向けに「洗車時の留意点(バックミラー鏡面部の変色)」というサービスニュースが届きました。
愛車のお手入れに関わる大切なお知らせでしたので、お客様にも内容を共有させていただきます。
洗車の際、使用するケミカルによって「バックミラー鏡面部に斑点や曇り状の変色が発生し、鏡面を磨いても除去できなくなる」という事例が報告されています。
表面に汚れがついているのではなく、「鏡の裏側」で問題が起きています。
洗車時などに、ミラーとケースの嵌(は)め合い部(隙間)から、中性洗剤以外のケミカル成分(酸性・アルカリ性)を含んだ水分が内部へ浸入することが原因です。
その浸入した成分が、鏡面部裏側にある「アルミ蒸着層」を溶出・消失させてしまうため、変色が発生します。
裏側のアルミ蒸着層が損傷しているため、表面を磨いても除去できない変色になります。
特に、水垢(スケール)除去剤などに含まれることがある「フッ化物」は、アルミ蒸着層の溶出・消失を加速させ、より早期に変色を招く恐れがあると注意喚起されています。
中性洗剤以外の不適切なケミカル使用に起因する腐食や変色は、メーカー保証の対象外となります。
万が一このような変色や腐食が発生した場合、メーカー保証の対象外となるため、修理や部品交換が必要になった際はお客様負担となる可能性があります。
雨の日の視界確保のためにミラーを撥水させたい、あるいは頑固な水垢をスッキリ落としたいというお気持ちはとてもよく分かります。
ただ、市販のケミカルは製品によって成分が大きく異なり、バイクのミラーに適さないものもあります。
・ホンダ推奨のお手入れ
オーナーズマニュアル(取扱説明書)に記載されている通り、基本は「薄めた中性洗剤」を使用してください。
・どうしても撥水剤や水垢除去剤などを使用したい場合
その製品がバイクのミラーに使用できるものか、成分や注意事項を必ず事前にご確認ください。
使用したケミカルが原因で変色や腐食が発生した場合は、メーカー保証の対象外となる可能性がありますので、その点をご理解いただいたうえで自己責任でご使用ください。
「このケミカルはミラーに使っても大丈夫かな?」と迷ったときは、使用前にお気軽にご相談くださいね!
【注意喚起】バイクに勝手に付けられる「買取チラシ」には連絡しないでください|業界団体も迷惑行為として注意喚起

こんにちは、岡島モータークラブです!
先日、私自身のバイクに、見覚えのない「買取チラシ」が取り付けられていました。
場所は自宅の駐輪場。チラシには手書きで「6万」と査定額らしき数字まで書き込まれていました。
バイク屋をしている私であっても、自分の愛車を勝手に見られ、無断で値段まで付けられている光景は決して気持ちのいいものではありません。
今回は、こうした「無断で付けられる買取チラシ」の危険性と、業界団体も警告する正しい対処法についてお話しします。
チラシをミラーに掛けられただけで車体に傷がなければ、その行為単体で直ちに器物損壊や犯罪とまでは言い切れません。
しかし、自宅敷地内に許可なく営業目的で立ち入り、所有者の承諾なくチラシを取り付けていたのであれば、防犯上も看過できない行為です。
こうした営業方法は、バイク業界全体としても厳しく問題視されています。
一般社団法人・中古二輪自動車流通協会(UMDA)では、所有者の承諾なくバイクを見て査定額を書き、チラシを取り付ける行為を「不適切な営業行為」と位置づけ、会員事業者に明確に禁止しています※
さらに同協会は、バイクへの無断チラシ貼付を明確に「迷惑行為」と表現し、チラシに記載された連絡先へ直接電話をせず、警察や消費生活センターへ相談するよう呼びかけています。
当店を含め、通常のバイク販売店や買取店では、お客様からの査定依頼もないのに勝手に私有地へ入り、車両を査定して回るような営業方法は行いません。
今回のチラシには「株式会社バイクセンター」と記載されていました。
ところが、実在する「バイクセンター」さんは公式サイト上で、「敷地内に無断で入り、バイクに買取チラシを取り付けるような営業行為は行っていない」と明確に注意喚起されています※
また、正規の公式サイトに掲載されている買取電話番号は「0120-56-8198」ですが、今回のチラシに書かれていた番号は「0120-994-241」と全く異なっていました。
そのため、少なくとも今回のチラシを、実在するバイクセンターさんが正規に配布したものと考えるべきではありません。
中古二輪自動車流通協会(UMDA)も、実在する販売店や買取店の名称を無断で使った業者について注意喚起を行っています※ チラシに有名な会社名が印刷されているからといって、安易に信用しないよう注意が必要です。
「そろそろ手放そうと思っていたし、手書きの金額で売れるなら…」と安易に連絡してしまうのは危険です。
依頼もしていないのに飛び込みで買い取ろうとする行為はトラブルの温床になりやすく、業界内でも「買い取り代金が支払われない」「名義変更や廃車手続きが放置され、翌年も税金の通知書が届いた」といった深刻な相談が報告されています。
素性の分からないチラシの連絡先への問い合わせは、控えていただくのが賢明です。
大切に乗ってきた愛車を手放すときは、どこの誰が配ったかも分からないチラシに頼るのではなく、顔の見える地元のバイク屋にお任せいただくのが一番安心・確実です。
岡島モータークラブでも、バイクの買取・下取りをしっかりと承っております。
適正な査定はもちろんのこと、手続きまでお任せください。
「乗る機会が減った愛車を整理したい」「適正な相場を知りたい」というときは、怪しいチラシに連絡する前に、ぜひお気軽に岡島モータークラブまでご相談ください!
【要注意】教習所からやり直しになるかも!?たまには「免許の有効期限」を確認しましょう
こんにちは、岡島モータークラブです!
本日よりお盆休みが明けて通常営業を再開しております。連休中は皆様、安全にツーリングを楽しめましたでしょうか?
さて、今回はバイクの車体…ではなく、ライダーの皆様ご自身の「運転免許証」についてのお話です。
皆様、最後に自分の免許証の「有効期限」を見たのはいつですか?
バイクの自賠責保険や250cc以上の車検などは、当店のようなバイク屋からハガキでご案内をお送りできますが、免許の更新状況までは当店では把握できません。
更新時期が近づくと公安委員会からハガキが届きますが、
- 「引越しをして住所変更を忘れていて、ハガキが届かなかった」
- 「他の郵便物に紛れて見落としていた」
- 「『あとで行こう』と思っているうちに、更新期間(誕生日の1ヶ月後)を過ぎてしまった…」
という理由で、うっかり期限切れ(失効)になってしまう方が毎年少なからずいらっしゃいます。
「数日過ぎただけだし…」と思うかもしれませんが、有効期限が切れた状態でバイクや車を運転すると、「無免許運転」として扱われる可能性があります。
無免許運転は単なる反則金では済まない非常に重い違反です。
- 刑事罰の対象に(3年以下の拘禁刑 または 50万円以下の罰金など)
- 基礎点数25点の重い行政処分(取消処分相当、欠格期間2年相当など)
一発で免許を取り消され、一定期間は再取得すらできなくなる恐れがあるため、通勤や日常生活にも大ダメージを与えてしまいます。
もし運転していなくても、失効に気づいて再取得する場合、切れてからの期間によってお財布と時間に大きな負担がかかります。(※入院など「やむを得ない事情」がない場合)
- 失効から「6ヶ月以内」の場合
適性試験などを受け直すことで再取得できる場合があります。ただし、通常の更新とは異なり講習や手数料(数千円程度)が必要になり、手続きできる場所も羽束師(運転免許試験場)などに限られる場合があるため、平日に仕事を休むなどの手間がかかります。 - 失効から「6ヶ月超〜1年以内」の場合
四輪車であれば「仮免許」からのやり直しという救済措置がありますが…実はバイクには仮免許の制度がありません!そのため、二輪免許の再取得は非常に困難な道のりになってしまいます。 - 失効から「1年以上」経過した場合
うっかり失効による簡単な再取得はさらに難しくなります。多くの場合、もう一度試験を受け直したり、自動車教習所に通い直すことになり、数十万円という莫大な費用と教習のやり直しが発生する可能性があります。
免許の更新は、「誕生日の前後1ヶ月(計2ヶ月間)」です。
この記事を読んだ今、ぜひお財布から免許証を取り出して、中央にある有効期限の帯を確認してみてください!
現在は「令和〇年〇月〇日まで」という和暦の横に、(202〇年)と西暦も併記されるようになり分かりやすくなりましたね。今年は令和8年(2026年)です。
ご自身の免許証はもちろん、ご家族やツーリング仲間の免許証も「期限大丈夫?」と声を掛け合ってみてください。
連休明けも、安全第一で楽しいバイクライフを送りましょう!
バイクの点検やメンテナンスのご相談も、引き続きお待ちしております!




