GSX-S125のセルモーター交換と、私たちが納車時に「交換した部品」をお見せする理由

こんにちは、岡島モータークラブです!
今回は、いつも当店をご利用いただいているお客様より、スズキ「GSX-S125」(※機種詳細)のエンジンがかからなくなってしまった(始動不良)というご相談でお預かりした修理のお話です。

■ 原因は「セルモーター」の故障
車両をお預かりして電気系やバッテリーの状態を順にチェックしていったところ、今回はバッテリー上がりではなく、エンジンを始動させるための「セルモーター(スターターモーター)」自体の故障であることが判明しました。

セルモーター本体の故障となると、部品代も含めてそれなりの修理費用がかかってしまいます。
原因が特定できたのでお客様にご説明し、新品のセルモーターへ交換させていただくことになりました。
■ 今回のお客様は信頼してくださっていますが、一般論として考えると…
今回ご依頼いただいたお客様は当店を日頃から信頼してくださっている方で、「しっかり直してください」と安心してお任せいただき、本当にありがたい限りでした。
ただ、この修理を進めながら、ふと「これ、もし自分が逆の立場(一般のユーザー)だったらどう思うだろう?」と考えたんです。
最近はニュースやSNSでも、車やバイク業界のずさんな整備や不誠実なお店の話題をよく見かけるようになりました。そんな時代に、もし一般論として、
- 「初めて入ったバイク屋さんで」
- 「年式も新しく、まだまだこれからのバイクなのに」
- 「いきなり『セルモーターの故障なので高額になります』と言われたら」
普通なら、「えっ、ほんと!?」と思ってしまうのが当たり前だと思うんです。
■ 「バッテリーを充電しただけでは?」「本当に換えたの?」という不安
エンジンがかからないトラブルって、直ってしまえば「普通にセルが回ってエンジンがかかる状態」でお手元に戻ってきます。
車体の中に組み込まれている部品ですから、外から見ても何が変わったのかパッとは分かりません。
作業現場をずっと見ているわけではない以上、
・「本当に新品のセルモーターに交換してくれたのかな?」
と内心で疑ったり、不安に思ったりするのは、決して疑り深いからではなく、人としてごく自然な感情です。
■ だからこそ、納車時に「交換した部品」をできるだけお見せしています
だからこそ当店(近畿運輸局認証工場/※認証制度とは)では、常連様であっても初めての方であっても、修理完了のお渡しの際には「交換した古い部品」をできるだけお客様に直接お見せしてご説明するようにしています。
もちろん、正直なところを言えば、もしお店側が悪意を持って別の壊れた部品を用意してすり替えたりすれば、部品を見せること自体が「100%完全な証明」になるわけではありません。
それでも、ただ伝票の文字だけで「〇〇を交換しました、いくらです」と終わらせるのではなく、実際に外した現物をお見せしながら「ここがこういう状態になっていたので交換しました」とお話しすることで、お客様の胸の中にある小さなモヤモヤや不安が少しでも消えて、安心していただければと思っています。
■ まとめ:安心して愛車を預けていただけるお店であるために
新品のセルモーターに交換したGSX-S125は、セルボタン一発で力強くエンジンが目覚めるようになり、無事にお客様へ納車させていただきました!
バイクの修理やメンテナンスは、どうしてもお客様の見えないところで作業が進む部分が多いからこそ、「安心感」や「納得感」が何より大切だと考えています。
「愛車の調子がおかしいけれど、どこで見てもらえばいいか不安」という方も、気になることや疑問があれば何でも気軽にご相談くださいね!





